危険運転をシミュレーターで体感 挑んだのは現役警察官 体験した相澤アナはぐったり

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運転シミュレーターで警察官が危険運転を体験しました。体験会は、危険な運転をする車の動きや運転手の心理を警察官に知ってもらうことで交通安全の指導に生かしてもらおうと、JAFが企画しました。

警察官たちは、アクセルとブレーキの踏み間違えや、濡れた路面を高速で走ったときにハンドルやブレーキが利かなくなるハイドロプレーニング現象を体験。とっさの時に少なからずパニックになる心理を実感していました。

このシミュレーターを、相澤伸郎アナウンサーも体験しました。

シミュレーターで危険運転を体験する相澤伸郎アナウンサー

相澤伸郎アナウンサー:
「まず、新品のタイヤと古いタイヤの制動距離の違いを体験します。摩耗したタイヤで体験すると、前方の車にぶつかってしまいました」

アクセルとブレーキの踏み間違い

車と衝突

相澤アナウンサー:
「次に時速61キロメートルで、道路を走ります。1つ目の交差点を越えて、次の交差点で車が飛び出してきました。アクセルを踏んでいるため、車は止まりません」

JAF愛知支部事業課 山崎剛司さん:
「運転中にパニック状態になると、ブレーキを踏んでいるつもりがアクセルペダルを踏んでしまうんです」

アクセルを踏み込んだうえで、さらに思い切って右にハンドルをきった場合はどのような様子になるのか、シミュレーションします。

相澤アナウンサー:
「ドライバーの反応によって、映像が変化するそうです。中には横転してごろごろと転がってしまうパターンもあるといいます」

車が飛び出してきて右にハンドルをきると、車体が回転し始めました。

相澤アナウンサー:
「ぐったりしてしまいますね」

JAFが講習会を開催

JAF愛知支部事業課 山崎剛司さん

――危険なシチュエーションをシミュレーターで体感できるんですね。

山崎さん:
「実際の車では体験できないことをシミュレーターで体験することによって、運転中に思い出していただけます。それだけでも安全運転につながるので、一度体験してもらいたいです」

――体験してみたい方はどうすれば良いでしょうか。

「JAFでは毎月、名古屋市で講習会を開いています。そこで危険予知トレーニングに特化した訓練や講習を行っているので、ぜひ参加してみてください」

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