「能登半島地震の被災者は精神的にきつい」DVや家庭内暴力も 支援活動を続ける団体 被災地の今を語る

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能登半島地震の発生からまもなく半年になります。

今でも石川県内では2288人が避難をしています。地震発生後、広い範囲で停電や断水が起きていましたが、3月中旬ごろには停電は復旧し、断水は5月末にようやく解消されたということです。

復旧工事の様子

被災地の現状について、石川県穴水町に拠点を置き、支援活動をしている名古屋のNPO法人レスキューストックヤード、常務理事の浦野愛さんに話を聞きました。

レスキューストックヤード 浦野愛さん:
「公費解体が、少しずつ進んでいる。空き地が多くなったり、工事車両がたくさん入ったりという状況。道路はかなり復旧工事が進んでいる。地割れ、隆起、陥没というところで通行止めも多かったが、それがかなり整備されつつある」

震災からまもなく半年。石川県によりますと、水道やガスなどのライフラインは復旧しているとのことですが…

レスキューストックヤード 浦野愛さん:
「家をくまなく見ていくと、家の中の配管が断絶されていて、いまだ水やガスが通らないということがある。それを直す業者が、いま手一杯。頼んでもいつ来られるかわからない状況。専門技術を持った人、業者さんが外(他県)から来ていただくことが必要」

心身のケアや家の片づけなどボランティア需要も多様に

被災者の中には、不自由な生活で我慢の限界を迎える人もいると言います。

レスキューストックヤード 浦野愛さん:
「失った大きさを現実として突きつけられて精神的につらい状況の人もいる。お酒の量が増えて、アルコール依存症の心配があったり、引きこもりになって生活不活発な状態になっていたり、DV、家庭内暴力。そんな問題も起こっている」

被災者の心のケアや解体する家屋の片付けなど、ボランティアの形は様々あり、被災地では今、そうした人の力が必要だと言います。

レスキューストックヤード 浦野愛さん:
「みんながリラックスできるように、例えばハンドマッサージやリラクゼーション、散髪やネイル。リラックスできる場をつくるのが、好きな方、得意な方がいると思う。家の片付けをやってほしいという人もいる。

(震災から)半年まもなく経つが、ボランティアはもうひと段落だよ、とは全く思っていなくて、むしろこれからもっともっとボランティアの方に足を運んで、被災された方の話をいっぱい聞いて、被災地の力になれることがまだまだたくさんある」

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