高速道路のサービスエリアと「お土産」商談 販路拡大求めて中には金属加工企業も
高速道路のサービスエリアに自社の商品を「お土産品」として出品しようと、愛知県内の企業が6月19日、商談会に臨みました。
担当者が持ち込んだのは、新鮮なフルーツを乗せたパンナコッタに、地元産の米や抹茶を使った団子。
これは県内の企業の販路拡大を支援しようと、中部経済産業局が企画した商談会です。19日は54の事業者が、愛知近郊のサービスエリアとパーキングエリアのバイヤーに商品を売り込みました。
初参加の「テルミック」が持ち込んだのは、自社のキャラクターのグッズと焼き菓子です。ただ、この会社、お菓子メーカーではありません。
テルミック 中川幸作取締役:
「うちは製造業。金属加工を主にやっている。事業が拡大した。県外の人にも知ってもらおうと」
今回は岐阜県の養老サービスエリアにアピールです。
テルミック担当者:
「常滑の道の駅でも販売実績がある。(商品を)納めたら、リピートで注文をいただく」
バイヤー:
「かわいらしいパッケージ。ネコのグッズを集めたフェアをやっている。その時に変わり種としてはありかな」
19日は、成約には至りませんでしたが、今後も出品に向けアピールを続けるといいます。
テルミック 中川幸作取締役:
「(サービスエリアでの)PR効果を含め、ウィンウィンでやれればいいな」