市長と職員の「史実に忠実な復元」への考え方にずれ 名古屋城バリアフリーの市民討論会での差別発言

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テレビ愛知

名古屋城バリアフリーに関する市民討論会で、一部の参加者から障害者に対する差別的な発言があった問題を受け、検証チームは6月17日、市長と職員の「史実に忠実な復元」への考え方にずれがあったという見解を示しました。

2023年6月に行われた名古屋城バリアフリーに関する市民討論会で、市民から車いすを利用する男性に差別発言があり、職員が差別発言を制止しなかったことが問題となっています。6月17日に開かれた7回目の検証委員会では、前回の委員会後から行っていた市長と副市長、市の職員合わせて4人へのヒアリングを踏まえ、市民討論会における問題点の洗い出しを行いました。

ヒアリングの結果、検証チームは市長と職員が考える「史実に忠実な復元」にずれがあったのではという認識で一致しました。このずれが市民の混乱を招き市民討論会に対立を持ち込む原因になったとしています。委員会ではまた、中間報告に盛り込まれた名古屋市の「障害者差別解消推進条例」の改正についても話し合われました。

検証委員会は8月中に最終報告をまとめることを目指しています。

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