ほぼタダで大量に手に入る材料で奇抜な家具づくり 物価高にも地球にも優しい家具メーカー
日本経済新聞社 岐阜市局 西堀 卓司支局長:
「建材・内装業界をコスト高が圧迫していますが、その問題をスペースワスプは機械の製造技術と、素材の開発で解決しました。植物廃棄物を利用しているので、環境への配慮という付加価値もつけていると言えます」
オフィスを訪れたのは投資会社の担当者。出資の決め手について話を聞きました。
ノブナガキャピタルビレッジ 太田匡紀さん:
「建材価格の高騰に伴って、住宅の価格は上がります。スペースワスプの技術が必要とされるマーケットに、今後変わっていくのではないか、との思いで我々は投資をしています」
スペースワスプ 伊勢崎社長:
「地球上のあらゆる植物を原料にできますので、今後は例えば、コーヒー屋から排出されるコーヒーの殻や、農家から排出されるもみ殻など、あらゆる植物を原料にする為のネットワークを構築していきたいと考えています」