平泉成「地元での主演は幸せ」佐野晶哉「成さんは素敵な師匠」映画「明日を綴る写真館」舞台裏を取材

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テレビ愛知

愛知県岡崎市出身の俳優・平泉成さんが主演する映画「明日を綴る写真館」が、6月7日(金)に全国公開となります。俳優人生60年で初めて主演を務める平泉さん。今回テレビ愛知は、撮影の舞台裏を取材。平泉さんのほか、佐野晶哉さんら豪華俳優陣に作品への想いを聞きました。独占映像です。

【動画で見る】平泉成初主演 映画「明日を綴る写真館」舞台裏を取材

映画「明日を綴る写真館」は、さびれた写真館を営む鮫島と、若手カメラマン・太一の交流を描いています。年齢も考え方も違う2人が、人々の抱える“想い残し”のために奔走し、やがて思いもよらない奇跡が。

平泉さんは本作で俳優人生60年にして初めて主演を務めます。

「自分の出身地で主役ができるなんて幸せなこと」

作品内で鮫島と太一が話すシーン

2023年12月、撮影の中心地となる岡崎市でクランクインを迎えた平泉さん。「頑張っていい作品にしたいと思いますので、よろしくお願いします」と笑顔であいさつしました。

平泉成さん:
「これまで脇役ばかりやって、いつの間にか60年経ってしまいました。みんなスターを目指しているときに、脇役で生きるのが僕の生き方かなと思っていたんで。こんな日が来るとは、夢にも思いませんでした。考えてみたら、自分の出身地で主役ができるなんて、幸せなことですよね」

ストーリーの主軸を担う相手役の太一は、期待の次世代俳優・佐野晶哉さんが演じます。岡崎市の印象について聞かれると「めっちゃいいところですね! 緑もあるし、岡崎城に行きました。夜に撮影が終わって、カメラ片手に岡崎城、撮影しに行きました」と語ります。

さらに人生の大先輩・平泉成さんの主演作で共演できたことに、喜びを噛みしめた様子。

佐野晶哉さん:
「名バイプレーヤーの平泉成さんの主演作。とんでもなく貴重なこの作品に、僕も関わることができて幸せです。成さんが(現場に)入られるだけで、ちょっと空気感が、どしっと深みが出る感じでした」

鮫島の妻を演じる市毛良枝さん

鮫島の妻・桜を演じるのは市毛良枝さん。市毛さんは「成さんとよく夫婦になる」と話します。

市毛良枝さん:
「成さんとお目にかかったのは、かれこれ50年近く前じゃないかと思うんですね。それくらいから知っていて、いっぱいお仕事もしているんですけど、あるところから奥さん(役)がすごく多いんですよ。『成さんと、よく夫婦なの』ってうちのマネジャーに言ったら、『それ日本語としておかしいですよね』って言われて。確かにね、役者しか言わないよねって」

また、黒木瞳さんも重要な役柄で登場します。

黒木瞳さん:
「成さんとは何度もやらせて頂いていますので、この話を伺いましたときに、『あ、うん、いいよ』と言って(参加した)。もう何十年も前から、ご一緒させていただいているんですけど、お変わりないですね。最初にお会いしたときから。すごくニュートラルでいらして、気さくですし、品があって」

作品には他にも、佐藤浩市さん、吉瀬美智子さん、高橋克典さんら、豪華俳優陣が集結。平泉さんの初主演映画を盛り上げます。

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