700人規模の大規模防災訓練 1人1人の危機意識を醸成する狙い 愛知・愛西
愛西市の木曽三川公園で、6月2日、大雨や地震に備えるため、約700人が参加する大規模な防災訓練が行われました。
訓練は大型台風の襲来と震度7の巨大地震が発生した想定で、県や海部地域の市町村、警察や消防など、約700人が参加して行われました。
地震による自動車事故で車の中に取り残された人を救助する訓練では、消防士が車のフレームを切断し、要救護者を助け出す様子に会場を訪れた人たちが見入っていました。
また、大雨による川の水の浸水に備えるため、地元の消防団員たちは、土のうをつくり、積み上げる手順を確認しました。
愛知県 海部県民事務所 加藤俊彦所長:
「皆さん1人1人が自分の身は自分で守るという意識を持ってもらうことが大事。まずはそういう意識を持ってもらうために防災訓練の必要性があります」