「交流戦は最低でも勝ち越し」中日リーグ優勝のカギを平田さんが提言 ポイントはストレート打ち&盗塁
交流戦のキーマンは福永裕基選手
平田さんは、福永裕基選手が交流戦の勝利に欠かせないキーマンといいます。福永選手は2022年ドラフト7位で入団。今シーズンの成績は23試合・11安打・2打点・10四球・1盗塁・打率.268本塁打0・得点圏打率.125です。(5月28日現在)
――福永選手の注目すべき点について教えてください。
「『走攻守』の三拍子そろった選手です。バッティングは広角に長打を打てるし、ファーボールが多い。出塁と打点の部分で期待できそうです。またウエスタンリーグ(二軍)では盗塁もよく走っていたので、一軍でも盗塁を決められるのではないでしょうか」
そんな福永選手に交流戦の意気込みについて聞きました。
福永裕基選手:
「一番の持ち味はバッティングですが、守れないとレギュラーにはなれないと思います。交流戦でチームの順位もすごく大事になってくる期間なので、チャンスを与えてもらったところで、しっかりチームの勝利に貢献できるよう『走攻守』全部でがんばっていきたいです」
――交流戦で福永選手にどのような活躍をしてもらいたいですか。
「スタメンのときはチャンスメイク、打点をしっかりとってもらいたいです。また代打の場合にも結果を出してほしいですね」
楽天戦終わりまでは1敗に?
交流戦の日程と過去2年の対戦成績を見ていきます。日本ハムとロッテに負け越しています。
――楽天戦のあと、日本ハムとロッテ、2カードが交流戦の最後にきていますね。
「ペナントレースで優勝するためには、楽天戦終わりまでは『1敗まで』にしないといけないと思います」
一時は借金が5つあった中日ドラゴンズ。今後の交流戦ではどのような戦いを見せてくれるのか、目が離せません。