高さ6メートル重さ4トンの山車が名古屋のど真ん中を練り歩く 名古屋三大祭りの1つ「若宮まつり」
名古屋三大祭りの1つ「若宮まつり」が、5月15日・16日の2日間に開かれます。若宮まつりは360年もの歴史がある伝統的な祭り。会場となる「名古屋総鎮守 若宮八幡社」から祭りの様子を伝えます。
巨大な山車が名古屋の街を練り歩く
上釜美憂アナウンサー:
「15日午後6時には、山車がこの神社を出発して街中を練り歩きます。山車の高さは約6メートル。重さは4トンもあるそうです。午後5時頃から提灯が吊り下げられ、より華やかな雰囲気になっています」
若宮まつりについて、祭りを取りまとめている水口敏夫さんに話を聞きます。
――立派な山車ですが、見どころについて教えてください。
水口敏夫さん:
「見どころは、一番前のからくり人形が逆立ちをします」
上釜アナウンサー:
「山車の上に4台のからくり人形がいて、華麗に演舞を繰り広げてとても華やかです」
――そのほかにも注目したいポイントがあるそうですね。
「下に太い棒があって、「楫方(かじかた)」と呼ばれる人たちが肩で担いで持ち上げます」
――山車の両方に5人ずつ、計10人で重さ4トンの山車を持ち上げるのですね。
「そうです。さらに中にお囃子が入って、人形方が入った状態で持ち上げることになります」
上釜アナウンサー:
「皆さん歯を食いしばりながら持ち上げて、大きな山車を回転させています。とても迫力のある山車の動きになっています」
初日の15日は午後6時から山車が神社を出発し、神社周辺を練り歩きます。
(5月15日放送 「5時スタ」より)