ぼたん鍋から「ししハンバーグ定食」まで イノシシの原田さんがイノシシ料理をふるまう理由【新城市】
現在のルールでは販売が困難
以前は捕獲したイノシシを精肉して店で提供していましたが、原田さんによると現在はやむを得ず中止しているとのこと。過去に発生した「豚熱」により、捕獲したイノシシの肉を販売することが難しくなってしまったのです。
2020年1月に豊川市で豚熱陽性のイノシシが発見されて以降、愛知県では豚熱陰性のイノシシのみを食肉加工して販売できるように改められました。現実的には検査に出してから結果を待っている間に、肉の品質が落ちてしまうとのこと。そのため現在は九州から新鮮なしし肉を仕入れ、「ししや」で料理として提供しているそうです。