ぼたん鍋から「ししハンバーグ定食」まで イノシシの原田さんがイノシシ料理をふるまう理由【新城市】

地域 ライフ エンタメ 友だち追加

現在のルールでは販売が困難

品質が落ちてしまう

以前は捕獲したイノシシを精肉して店で提供していましたが、原田さんによると現在はやむを得ず中止しているとのこと。過去に発生した「豚熱」により、捕獲したイノシシの肉を販売することが難しくなってしまったのです。

2020年1月に豊川市で豚熱陽性のイノシシが発見されて以降、愛知県では豚熱陰性のイノシシのみを食肉加工して販売できるように改められました。現実的には検査に出してから結果を待っている間に、肉の品質が落ちてしまうとのこと。そのため現在は九州から新鮮なしし肉を仕入れ、「ししや」で料理として提供しているそうです。

【動画を見る】イノシシの原田さんがイノシシ料理をふるまう理由 新城市

命を粗末にしない

原田さんによると現在、捕獲したイノシシのほとんどは焼却処分に。駆除のための捕獲ではお金をもらっておらず、処分の費用も原田さんが持ち出しで対応しています。それでも原田さんは「イノシシも必死で生きているのだから、獲れたものはありがたく頂くのが一つの供養」と話します。

しし肉バーベキューは原田さんの子どもや孫たちも「うまい! うまい!」と大満足。その言葉に原田さんもまた「報われたような気がする」とほっとした表情を見せていました。


(2月3日 18:30~放送 テレビ愛知「千原ジュニアの愛知あたりまえワールド☆~あなたの街に新仰天!~」より)

関連ニュース

おすすめの記事

おすすめの記事

アクセスランキング

アクセスランキング

ページトップへページトップへ