【能登半島地震】緩衝材「プチプチ」が被災地で大活躍 “大きなプチプチ”のベッドも登場
能登半島地震の発生から2月1日で1カ月。被災地ではいまだに1万4000人以上が不自由な避難生活を余儀なくされています。
そんな中、緩衝材「プチプチ」が避難所で活躍しているんです。
気泡緩衝材・プチプチの国内トップシェアを誇るのは名古屋の川上産業です。あま市にある川上産業名古屋工場に積まれているのは、大量のプチプチ。
川上産業名古屋工場 工場長 木野義晴さん:
「この原反(ロール)を能登の珠洲市の小学校の方にお送りさせてもらいました。体育館は床が冷たいので、断熱のために下に敷く用途で要望があったので送りました」
一体どれほどの効果があるのか、実験です。
約2分で完成する「プラベッド」
中川区内の避難所でも、プチプチの防災用品「プラベッド」を見つけました。プラベッドとは、プチプチの梱包材から取り出したのは複数のプラスチックの板です。それぞれを組み立てると、約2分でベッドが完成します。部品の板の断面をよく見ると、中に無数の突起があります。プラパールという商品で、作り方はプチプチとほとんど同じです。