能登半島地震、珠洲市の災害廃棄物の量は約28万トン アクセス困難でがれきの処理方法が課題

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能登半島地震では、倒れた家のがれきや使えなくなった家具などの「災害廃棄物」が大量に発生しています。名古屋大学減災連携研究センターの平山修久准教授が、災害廃棄物の推計を出しています。

能登半島地震で発生する災害廃棄物の推計

推計によると珠洲市では、約28万2000トン。これは珠洲市で1年間に処理している一般廃棄物の約65年分に相当します。輪島市や能登町ではそれぞれで1年間に処理している約18年分、穴水町では6.3万トン。1年間に町で処理している一般廃棄物の約22年分となっています。

災害廃棄物の推計

画像は2016年の熊本地震で大きな被害を受けた熊本県益城町と珠洲市を比較した表です。災害廃棄物の発生量では益城町が多いですが、処理年数では珠洲市が約2倍かかる見込みです。なぜ処理に時間がかかるのか、平山准教授に話を聞きました。

どのように広域にがれきを処理するかが課題

名古屋大学減災連携研究センター 平山修久 准教授:
「道路も大きく被災していて、奥能登方面は国道も1本しかありません。非常にアクセスが困難なところで、どうやって広域にがれきを処理していくのかが課題だと思います」

木造住宅の中でも旧耐震基準の建物の割合が多い

また、平山准教授は珠洲市で大量の災害廃棄物が出ていることについて、今回の地震の揺れに特徴があったことを指摘します。

平山准教授:
「建物に大きな被害を与える『強震』が、これまでの災害では見られなかったような『激烈な揺れ』だったのが1つ上げられます。もう1点は木造住宅の中でも、旧耐震基準の建物の割合が、(奥能登地域は)多いというのも、非常に多い要因の1つと考えられます」

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