卵の仕入れ価格が上昇　「月見バーガー」など月見需要で値上がりか　今後も続く傾向に

名古屋の大須にある「生鮮食品館 サノヤ」の担当者に、卵と豚肉の価格について話を聞きました。

卵

●卵 M1パック
店頭価格243円（仕入れ価格 前週比＋3円）

サノヤ担当者：
「9月に入ってから、『月見バーガー』など“月見”ブームで卵の需要期に入りました。徐々に生産量が増加する一方で、年末に向けて需要が増えるのでじわじわと価格が上がっていくのではないかと思います」

――サノヤでは店頭価格は変えていないようですね。

サノヤ担当者：
「19日時点では変更していません。今後さらに仕入れ価格が10円や15円など高くなると、店頭価格も上げなくてはいけなくなると思います」

豚バラ

●豚バラ 100グラム
店頭価格208円（仕入れ価格 前週比±0円）

――例年に比べると10円以上も高いそうですね。

サノヤ担当者：
「異常な暑さで豚の頭数が減っている中で、豚の病気の『豚熱』が発生してしまい例年よりも価格が高く推移しています」

――この先の価格変動はどうなりそうですか。

サノヤ担当者：
「10月に入ると少し涼しくなって、頭数も増えれば価格が下がってくるのではないかと予想しています」


取材協力【生鮮食品館 サノヤ】
住所：名古屋市中区大須3丁目33-6
電話番号：052-241-0486
営業時間：9:30～21:00
（水曜、土曜 9:00～21:00）