「受験競争の過熱につながらないように」愛知の公立中高一貫校について検討部会を開催
愛知県教育委員会は、2025年4月の開校を目指す県立の中高一貫校について、具体的な話し合いを行う検討部会を設置し、23日は入学者の選考方法ついて意見を交わしました。
23日の検討部会では入学者選考のための適性検査について議論が行われました。その中で、受験競争の過熱化を防ぐため、適正検査では過度に難しい問題を出すべきではないとし、小学校の授業で培う思考力や判断力、表現力、課題解決力を測るものにするとしています。
また、面接試験については、学びへの意欲やコミュニケーション能力を短い時間でどう評価するのかを今後、検討する必要があるとの意見が出ました。
検討部会では今後、入学後の具体的な教育内容や部活動などについても検討を進め、11月には保護者向けの説明会を開く予定です。