名鉄「知立駅」大リニューアル工事に100日密着 人呼んで「名鉄の要塞」は人力で作業 

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知立駅のリニューアル工事に100日密着 

名古屋鉄道の営業キロは全国の私鉄で第3位となる全長444キロ。駅の数は275とこちらも全国屈指の規模です。そのうちの1つ、知立駅がこのほど大規模リニューアル工事の一部を終えて、新たにスタートしました。

番組では去年12月から工事の様子を、およそ100日間に渡って密着取材しました。

深夜に人力で鉄の棒で作業

今回のリニューアルでは、名古屋本線の上りが地上から新しくできた高架へと引越しします。

リニューアル工事後の営業開始を間近に控えた深夜。まだ地上から高架への線路が繋がっていませんでした。鉄の棒を手に取った作業員が、テコの原理で線路を動かしていきます。「せーの!」掛け声が現場にこだまします。人力で作業を行っていたのです。

少しずつ線路をずらし、最後は頑丈な鉄の部品で接続。作業が終わったのは始発が来る直前でした。人呼んで「名鉄の要塞」。知立駅のリニューアル工事は2028年まで続きます。

終電後の駅に電車が続々やってくる…名鉄275駅の中には驚きのユニーク駅が

伊奈駅

名鉄は駅の数も全国屈指の275駅。その中には様々な機能を備えたユニーク駅も存在する。その1つが、名古屋本線の伊奈駅。名鉄の中では最も東に位置する駅です。

列車は一晩を伊奈駅で過ごす

深夜、営業が終わった後に、伊奈駅に次々と電車がやってきます。電車は営業運行を終えると、各拠点に集められるのだが、伊奈駅はその拠点の1つ。真っ暗な駅の敷地内に、ズラリと並ぶ車両たち、その数、最大で58両。これは名鉄のなかではナンバーワンの数です。

列車たちはここで一晩を過ごし、夜が明けると始発駅へと向かっていく。伊奈駅は「電車のお宿」としての機能を備えた重要拠点でした。

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