自転車「ヘルメット着用率調査」着用していた人は7%「髪型が崩れるのが嫌」着用しない理由 愛知
ドライブレコーダーの映像では、自転車と自動車が衝突し、衝撃で自転車の男性が飛ばされ、地面に打ち付けられています。
全国で多発している自転車の交通事故を受けて、4月1日、自転車に乗る際、ヘルメット着用の努力義務が道路交通法の改正によって全国で施行されました。年齢に関係なく自転車に乗る人全員が対象ですが、着用しない場合でも罰則はありません。
施行から約2週間。名古屋の中心地で、自転車利用者のヘルメット着用率について調査を行いました。
「午前8時半すぎ中区矢場町の交差点です。今から自転車を利用する人のヘルメットの着用状況を調べていきたいと思います」(記者)
調査をすると、ヘルメットを着用していない人が目立ちます。
「ヘルメットを着用した方がいいかなと思っていますが、今すぐ買おうかなという感じではないです」(ヘルメット未着用の人)
「なんか似合わない。髪が崩れたりとか(するのが嫌)」(ヘルメット未着用の人
)
「あんまり本当に義務というわけじゃないから、着けなくていいかな、と。別にしなくてもいいだろうという考えの人が多いんじゃないですかね」(ヘルメット未着用の人)
愛知県警によると、県内の自転車乗車中の事故による死傷者は去年だけで5798人。このうち死亡したのは20人で、全員ヘルメットを着用していませんでした。自転車での事故を経験した人は。
「1度こけて頭打ったから、それから自分で買ってやっています」(ヘルメット着用の人)
1時間調査をした結果、自転車に乗っていた人は331人。このうちヘルメットを着用していたのは約7%にあたる23人でした。
「お店に買いに行った時に、品薄で買えませんでした。そこから見に行くのも面倒になってしまって…」(ヘルメット未着用の人)