「100万人を超える被災者が避難生活」在名古屋トルコ総領事館 トルコ・シリア大地震発生から2週間

社会 ワールド 友だち追加

テレビ愛知

跡形もなく崩れ落ちた建物。行き場を失った人々。トルコとシリアを襲った大地震は2月20日、発生から2週間が経ちました。

トルコ・シリア大地震では、現地時間の6日午前4時過ぎ、トルコ南部を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生しました。さらにその9時間後、100キロほど離れた地点でマグニチュード7.5の地震が続きました。

地震のエネルギーは阪神・淡路大震災のおよそ30倍。トルコだけでも倒壊、もしくは修復不可能な建物は5万棟を超え、死者は4万1000人を上回るなど甚大な被害をもたらしました。

現地時間の2月17日、地震発生からおよそ278時間後に男性が救い出されたのをはじめ、奇跡的な救出劇が続きましたが、トルコでは大半の捜索活動が終了。依然として多くの行方不明者が、がれきの下に取り残されているとみられます。

また被災者の多くは避難所で寒く不自由な生活を余儀なくされていると、在名古屋トルコ総領事館のオズテュルク・ウムット・リュトフィ総領事は話します。

リュトフィ総領事「現在、100万人を超える被災者が、テント・コンテナ・公共施設で避難生活を送っています。現在、約25万のテント、6000台のコンテナが設置されていますが、この2カ月以内には10万台になる予定です。また、被災地ではキッチンなどが設置され、食事の提供も行われています」

在名古屋トルコ総領事館と名古屋市は21日正午から、名古屋市中区栄で被災地支援の街頭募金活動を行う予定です。

おすすめの記事

おすすめの記事

アクセスランキング

アクセスランキング

ページトップへページトップへ