海や海岸から回収したごみの量は約371トン ごみを減らす愛知の取り組み プラスチックごみでアート作品
9月に控えたアジア競技大会。人通りが増える一方で改めて向き合いたいのが「街の美化」についてです。清掃活動や教育イベントなどを通じて、美しい街づくりに挑む人々を取材しました。
名古屋市中区栄にある繁華街、通称「錦三」。夜のにぎわいが去った8月25日朝、道には多くのごみが捨てられています。街をきれいにしようと、毎月清掃活動を行っているのは、町内会や企業などで構成される地域団体「錦3丁目の都市景観をよくする会」です。
8月25日は、9月に開催されるアジア競技大会を前に警察と連携して清掃活動を実施。約60人が参加し、ペットボトルやたばこの吸い殻など20袋を超える量のごみが集まりました。
錦3丁目の都市景観をよくする会 山本恭久会長:
「今回アジア大会・アジパラ大会があるので、いろんな客が名古屋の繁華街の顔として、栄にやってくる。“恥ずかしくない”皆さんが安心して、そぞろ歩きできる街にしたい」
園児たちが公園でごみ拾い
7月の名古屋市中村区の公園です。
「軍手をはめた人からトングを持って。頑張るぞ」
名古屋市中村区のたかなしの森保育園の園児たちです。小さな手にトングを持ち、空き缶や弁当の空箱、お菓子のごみを次々と拾っていきます。2026年5月から公園のごみ拾いを毎週のように続けています。なぜごみ拾いをしているか、きっかけを聞きました。
たかなしの森保育園 内藤康一さん:
「中川区のごみ処理施設を見学することになりまして。それをきっかけに子どもたちがごみに関心を持ちまして」
”自分たちが普段遊んでいる公園をきれいにしたい”そんな思いから子どもたちが自ら進んでごみ拾いを始めました。
たかなしの森保育園 内藤康一さん:
「公園のごみを拾ってきれいにする。ただそれだけではなくて自分たちの町をきれいにするんだと。きれいに保つことで心の育ちを大切にしている」
街の中に落とされたごみは、風や雨によって川を伝い、やがて海岸へとたどり着きます。愛知県によりますと2025年度、海や海岸から回収したごみの量は約371トン。2024年度より5トン上回っています。












