大人気「ぴよりん」の次なる手!スイーツの製造限界を乗り越えるキャラクターIPビジネスの拡大戦略
今、名古屋のスイーツ「ぴよりん」が、キャラクターとしても人気を高めています。スイーツの枠を超えて人気を集める背景には、ライセンスを活用した戦略がありました
大阪から来た女性客:
「SNSで見かけて、かわいいなと思って来ました」
「お土産を買った。ぴよりんのお菓子をたくさん」
ぴよりんは、ジェイアール東海フードサービスが2011年から販売しているひよこ型のスイーツ。
プリンをババロアとスポンジで包んでいます。
柔らかく崩れやすいことが難点でしたが、崩さずに持ち帰る「ぴよりんチャレンジ」がSNSで話題に。
さらに2021年に将棋の藤井聡太氏がぴよりんアイスを対局中のおやつに選んだことから一気に有名になりました。
今では店舗に毎日行列ができていて、早い日は販売開始から1時間ほどで売り切れる人気ぶりです。累計販売数は2025年500万ぴよを突破しました。しかし、さらにビジネスを拡大するには課題があるそうです。
ジェイアール東海フードサービス 越智謙吾事業部長:
「実はぴよりんは、1ぴよ1ぴよ手作りなので、どうしても1日の製造数に限界があります」
ぴよりんを作るのには熟練の技術を要します。プリンをすべて手作業でババロアとスポンジで包み、顔のパーツをつつのせていきます。完成までにかかるのはおよそ7時間。
作ることができる人は限られていて、簡単には製造数を増やすことができないため、スイーツとしての売り上げには限度があります。
弱点を克服する「IPビジネスとグッズ展開」
そこで売り上げ拡大のために目をつけたのがグッズの販売です。しかし、ジェイアール東海フードサービスは飲食に特化した企業。元々グッズを作るノウハウはありませんでした。
まず5年ほど前からライセンスを活用した商品の展開に乗り出すことに。毎年およそ10社ほどのペースでライセンス先を増やして、これまでに70社以上の企業がグッズや菓子を作っています。
























