一球にかける球児を支えたい。高校野球の熱中症対策!ベンチ裏の熱いサポート
各所で熱中症対策が求められる中、夏の全国高校野球選手権の愛知大会では、今年から新しい取り組みが始まっています。その取り組みとは…
熱中症対策の救世主「ベンチサポート員」の役割
6月28日から始まった、夏の全国高校野球選手権の愛知大会。全国最多の174チームが熱戦を繰り広げています。この日の名古屋市内の最高気温は33.9℃。観客たちは、タオルやうちわを使うなど、万全な熱中症対策をとっています。
一方、選手たちは、汗も飛ぶ、そんな暑さとも戦っています。こうした過酷な環境で戦う選手たちを支える存在がいます。ベンチに戻ってきた選手を出迎えるのは、ユニフォーム姿ではない生徒です。首から下げた札には「サポート」と書かれています。この生徒は、今大会から新たにベンチ入りが認められた「ベンチサポート員」です。
これまで愛知大会でベンチ入りできたのは、選手20人と、監督、責任教師、スコアラーでした。2026年からは、選手の熱中症対策をサポートする生徒1名が加わることが認められました。
ベンチサポート員は何をしているのか、動きを見てみると、試合中、守備から戻ってきた選手にうちわで風を送ったり、選手にスポーツドリンクを手渡したり、選手の首を冷やす氷のうを準備するなど、プレーに集中する選手が熱中症にならないようにサポートしています。
刈谷北高校 ベンチサポート員 拓植塁斗さん:
「試合を中継で見て、他のベンチサポートさんたちが、どういう仕事をしているのかはしっかり学んでいます。試合の中でランナーが出ている時間が長いと選手たちの消耗も激しい。そういうところをしっかり意識していました」
刈谷北高校 キャプテン 原田健杜さん:
「試合にみんな一所懸命なので、そういったところで水分や塩分を忘れて、足がつったり、熱中症になって倒れてしまったりする危険性がある中で、ベンチサポートがいてくれるおかげで、僕たちも健康な状態でプレーできているため、とてもありがたいと思っています」


















