新幹線で”足を伸ばせるぜいたく旅”に 100系以来23年ぶりに復活する「個室」の狙いと鉄道各社の挑戦

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もうすぐ待ちに待った夏の行楽シーズン。旅行を計画している人も多いのではないでしょうか。そんな旅行の『移動時間』も贅沢に過ごしてもらおうと、鉄道各社がある取り組みを進めています。

まず、運転席の後ろがまるまる個室となった特急車両。浅草から栃木県の日光・鬼怒川エリアを走る東武鉄道の「スペーシアX」です。前方の窓から展望を独り占めできる贅沢なひとときを移動しながら味わえます。4人用の個室も備えていて、東武鉄道によりますと2023年の運航開始からほぼ満席状態だといいます。このほかにも、近鉄の観光特急「しまかぜ」は和風と洋室の2パターンの個室を備えています。和室は、ほりごたつまであるこだわりの空間に。窓も大きくて景色が見やすそうですよね。

さらに、こうしたぜいたくな移動時間を提供する取り組みが新幹線でも始まります。それがグリーン車を超える設備を備えた「個室」の座席です。東海道新幹線としては約23年ぶりの復活となる「個室」の内部を取材しました。

今から約40年前に運行が始まった新幹線「100系」。初の2階建て車両として活躍し、車内に備えられていたのが、「個室」です。しかし、移動需要の高まりから座席数を確保する必要などがあり100系の引退とともに、「個室」は東海道新幹線から姿を消しました。そんな中。

リポ:
「7号車に出来上がったのが、こちらの個室です。入室に必要なのがICカード。かざすと、開きました。新幹線の中とは思えないほどプライベートな空間になっていますね」

2026年10月、新幹線に「個室」が復活します。1日12本程度が運行される予定でこれまで業務用に設置されていた空きスペースを活用し7号車と10号車に1室ずつ導入されます。7号車の「個室」は、最大2人で利用でき、座席はグリーン車よりも広く、レッグレストまでついています。周りの目を気にせず足を上げてくつろげるほか。

リポ:
「例えば仕事がひと段落してのんびりしたいな、という時はこのタブレットで、照明の色や明るさを変えることができます」

また、10号車に設置された個室は1人用となっています。23年ぶり「個室」復活その狙いは。

JR東海新幹線鉄道事業本部車両部 佐藤永次担当課長:
「23年前は新幹線を移動のためのもの。今回は移動も楽しんでもらいたい。移動時間も旅行の一部。感動できる旅行の移動空間を提供したい」

料金は、名古屋~東京間で1人用の個室で3万2660円。2人でも利用できる個室は4万7060円となっています。

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