ミニトマトの害虫を駆除するのは「AI×ロボット」 生産効率を高めて「農業のカーボンニュートラル」

経済(総合) 友だち追加

豊吉隆一郎社長

トクイテン 豊吉社長:
「現状は0.8%から1%ぐらいという風に言われていまして、有機農業の栽培方法が確立されておらず、栽培が安定しない」

AIとセンサーで栽培環境を統合管理、完全自動化へ

センサー

有機農業の普及に必要なのは、生産効率の改善。トクイテンは技術の力でその難問に挑みます。

トクイテン 豊吉社長:
「土にセンサーを埋めています。電気的な特性を測っていて、土がどれくらい湿っているか分かる。ハウス内で温度や湿度を測っています」

センサー

ハウスのいたるところにセンサーを設置。

豊吉隆一郎社長

トクイテン 豊吉社長:
「温度、湿度、CO2濃度、日射量などを統合して、今何すべきかをプログラムして、それに合わせて動く」

データ

集まったデータはAIで一括管理しています。菌が活動しやすいのは25度から30度の間と言われていますが、日中、日照量が増えてハウス内の温度が上がりすぎると、自動で日差しをカット。AIによる栽培環境の管理のほか、人の手のかかる害虫駆除や収穫作業にはロボットを駆使。有機農業の完全自動化に成功しました。

豊吉隆一郎社長

トクイテン 豊吉社長:
「利益を出しながら、環境・経済的にも続けていける農業。それを作って全国に広げていきたいなという風に思っています」

「エリアオーナー制度」で企業参入を促し、さらなる大規模化へ

小山隆司デスク

日本経済新聞社 名古屋支社 小山隆司デスク:
「トクイテンは自社の農場の一部を企業に貸し出す、エリアオーナー制度という取り組みも始めました。自社で開発した生産性の高い有機農業の仕組みを企業に体験してもらい、参入を促すことで、有機農業の普及・拡大に繋げたい考えです」

トクイテン、2027年3月までに知多市におよそ1ヘクタール規模の新たな農場を整備する予定だということです。そこでは自社開発の収穫ロボットを本格導入して、有機農業の完全無人化と大規模経営の仕組みを確立したい考えだということです。

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