北海道生まれの「防雪柵」 雪害や交通事故が深刻な中央アジアにも設置 雪を高く吹き飛ばす技術

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地域に寄り添うグローバル展開

枯れ木を活用

海外展開も同じスタンスです。森林火災が深刻なモンゴル向けには、火災の原因である枯れ木を活用した防雪柵を開発。塗装作業を現地の人に任せ、雇用にも貢献する計画です。

さらに2025年12月には、カザフスタンの国営鉄道や高速道路会社と柵の建設に向けた覚書を締結。吹雪による列車の脱線や車の事故が深刻な中、技術が現地でも役立つと考えました。

日本経済新聞社 札幌支社 スレヴィン大嶺華記者:
「理研興業は北海道で培ったノウハウに加え、現地の課題や気候条件に合わせて製品を開発する技術力が海外で評価を受けています。中国やヨーロッパと陸続きの中央アジアで生産拠点を整えられれば、販売網をさらに広げる足がかりになりそうです」

目線は海外へ

温暖化による降雪量の減少で、今後、国内の防雪柵需要は低迷する見込み。今後は海外に製造拠点を設け、2030年度に海外売上高1億円を目指します。

柴尾社長:
「海外の需要は日本とは比べものにならない。数百キロに及んで困っている地域、道路が数多くありますから、それらを日本の技術で解決させたいなと思っています」

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