「日本のレベルは全然違う」王道のマツや繊細な枝ぶり美しいモミジも 「盆栽」の魅力を紹介する展示即売会

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「盆栽」の魅力を紹介する展示即売会「銘風盆栽展」が、1月9日から11日まで名古屋の吹上ホールで開催されました。この展示即売会は中部盆栽組合が、毎年開いていて、95回を迎える今回は全国から公募した盆栽など約60点を展示しています。

全国からの公募作品など約60点を展示

王道のマツのほか、葉が落ちた後の繊細な枝ぶりが美しいモミジなども人気が高いということです。海外でも盆栽は人気で、その魅力について愛知県内で修業をしているホアン・アンドラデさんに話を聞きました。

ホアン・アンドラデさん

ホアン・アンドラデさん:
「やっぱり日本のレベルは全然違う。(盆栽は)150~200年、長い時間をかけたくさんの人が手をいれて大事なものになる」

手のひらサイズの小さな盆栽が販売されている

会場内には即売コーナーが併設されています。手のひらサイズのかわいらしいものから本格的なものまで幅広く、中には500円という手頃な価格から購入できる盆栽も並んでいます。

美しさを決める「幹と枝」の秘密

75万円のマツ

さらに目を奪われるのが立派なマツ。価格はなんと75万円です。これほどの価格がつく理由は、幹が描く模様の美しさと、職人の技術にあります。本来の木の成長に加え、針金などを使って枝を左右バランスよく配置する緻密な職人技で作られています。この「手間と時間」が評価されました。

圧巻の「内閣総理大臣賞」、鉢の中に広がる400年の歴史

内閣総理大臣賞を受賞した作品

今回の展示で最も注目すべきは、最優秀作品である「内閣総理大臣賞」を受賞した盆栽「真柏(しんぱく)」です。樹齢約400年を誇り、本来なら自然界で10メートルにもなる巨木。1メートルほどの盆栽の中に、大自然の迫力と生命力が凝縮されています。

作品の評価にも携わった中部盆栽組合の組合長である鈴木亨さんは「幹の白い部分、『神(じん)』は非常に迫力があります」とその魅力を話します。

茶色の部分に水をあげる

「神」は枯れた部分で、生きているのが茶色の部分です。白と茶色のコントラストが絶妙な美しさを醸し出しています。

中部盆栽組合 組合長
鈴木亨さん:
「これだけの大きさで、長い年月をかけて小さな鉢の中に表現する。すごく魅力的なかたちをしていますね」

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