警察の似顔絵作成にAI導入で業務効率化へ 作成時間は1時間から5分に短縮可能 記者がその実力を体験
愛知県警がAIを使って似顔絵を作成する試作機を開発し、報道陣に公開しました。AIを活用することで業務の効率化を目指します。
愛知県警本部で大学生らが体験したのは似顔絵の作成です。使っているのは紙と鉛筆ではなく、パソコン。輪郭や目の形など、顔の特徴をシステムに入力していきます。すると、AIが5分程度で似顔絵を作成しました。モデルとなった警察官とAIが描いた似顔絵を比べてみると、顔の特徴をとらえています。これは愛知県警がNTTデータと共同で開発した捜査用の似顔絵作成システムです。
記者がAI技術を駆使して似顔絵作成
この新システムを記者も使ってみました。記者は以前、愛知県警で開かれた捜査用似顔絵の講習会で、同局の石井アナウンサーを描きましたが、顔の特徴をとらえるのに苦戦していました。果たして、AI技術を駆使するとうまくいくのでしょうか?
記者:
「若干面長なイメージがあるので面長顔で」
顔の特徴を入力していくと、AIによって候補となる画像が4つ作られました。
記者:
「これが石井アナに近いかな」
選んだ画像の細かい部分を修正すること約5分。
記者:
「完成しました。私が5カ月ほど前に描いた似顔絵よりは、かなり似せることができたのでは」
髪型など、細かいパーツの違いはありますが、顔の輪郭や眉毛の濃さなどは似せることができています。では、なぜこのようなシステムを開発したのでしょうか。
愛知県警情報技術戦略課 森翔平巡査部長:
「(捜査用似顔絵は)作成にだいたい1時間くらいかかってしまう現状がある。AIを使うことで効率的な捜査ができるようになればということで開発を進めてきた」
「捜査に使うのであれば、しっかり検証」愛知県警
ただ、課題もあります。AIで作った似顔絵が、目撃者の記憶を塗り替えてしまうことも。そのため、愛知県警は大学の心理学部と連携し、この課題について検証していくということです。
愛知県警生活安全部 青山義弘サイバー局長:
「捜査に使うのであれば、しっかり検証していかなければいけないと思うので、その部分についてはしっかり検討した上でできるものはどんどん取り入れていくというのがいいと思う」











