航空自衛隊のT-4練習機が愛知・犬山市の入鹿池に墜落か 小牧基地から離陸直後にレーダーから機影消える
航空自衛隊によりますと、5月14日午後、愛知県犬山市付近で航空自衛隊のT-4練習機の機影がレーダーから消えました。2人が搭乗していたという情報があり、航空自衛隊などが状況の確認を進めています。けが人などがいるかも分かっていません。
林芳正官房長官は、記者会見で航空自衛隊のT-4練習機1機が愛知県の小牧基地を離陸直後に墜落したと明らかにしました。さらに、航空自衛隊岐阜基地によりますと、宮崎県の新田原基地所属の練習機の可能性があるということです。
現場近くにあるホテルレイクサイド入鹿の担当者に話を聞いたところ「午後2時ごろ、ドーンという音を聞いた。大型車両が走るような音がした」、「池の東側にある赤い橋の近くで、何かが担架で運ばれていた」と利用客が話していたということです。
T-4練習機は信頼性・整備性の高い純国産
航空自衛隊のホームページによりますと、T-4練習機は基本操縦過程のすべてを担う信頼性・整備性の高い純国産の練習機だということです。乗員は2人です。航空自衛隊によりますと、T-4練習機は午後3時ごろ、宮崎県の新田原基地に向かって小牧基地を離陸直後にレーダーから機影が消えたということです。