「津波に関する情報が出た時にはとにかく高台へ」11月5日は「津波防災の日」自治体では巨大地震対応訓練
「津波防災の日」の11月5日、愛知県の蒲郡市役所では巨大地震に備えた訓練が行われました。
蒲郡市役所で行われたのは、Jアラートを使った緊急地震速報の訓練です。Jアラートは災害や有事の際に、国が衛星回線で自治体などに瞬時に情報を伝えるシステムです。
訓練は蒲郡市で震度5弱の揺れが起きた想定で行われ、本庁舎にいる職員約400人が参加しました。職員たちは緊急地震速報が鳴ると、姿勢を低くして机の下に隠れるなど、落ちてくる物から身を守る行動を取りました。
蒲郡市によりますと、南海トラフ地震で市内で最大震度7の揺れが想定されていて、発生から55分後には最大5メートルの津波が到達すると予測されています。
蒲郡市危機管理課 山本一彦副主幹:
「地震が起きて津波に関する情報が出た時には、市民のみなさんにはとにかく高台へ避難していただく。津波で早く逃げれば、亡くなられる人の想定者数も少なくできるので、とにかく避難するということを心がけていただきたい」