養老トンネルの掘削現場ではマンモスが大活躍! 地下でうごめく激レア作業車 工事のスペシャリストに迫る
日本の物流を支える「トンネル」。今回取材班は、現在建設中の高速道路「東海環状自動車道・養老トンネル(仮称)」の工事現場に潜入! ※「養老トンネル」は仮称。記事では以降、(仮称)を省略
東海環状自動車道とは、愛知・岐阜・三重にまたがる「NEXCO中日本」の高速道路で、「養老トンネル」を含む、養老インターチェンジ・大安インターチェンジ間が最後の工事区間。開通すれば、岐阜と三重が初めて高速道路でつながり、交通の便がさらに良くなる。
60カ所もの穴に爆薬を仕掛けて発破しても、わずか1メートルしか進むことができない「養老トンネル」の掘削現場。しかも爆破後は、残された大量のがれきを取り除かなければならない。
トンネル工事のスペシャリストたちは、どうやってがれきを除去しているのか…。
がれきを乗せた荷台だけが移動し、トンネルの出入口にあるがれき処理場へ。すると、ベルトコンベヤーが動き出し、勝手にがれきが落ちていく…。
この作業を3回繰り返すと、爆破した後の掘削現場はすっかりきれいな状態に!