農作業をラクにする! ロボット台車「T-Ride」 トマトの収穫は自動で横移動 足の負担少なく
ビニールハウスですくすく育つミニトマト。収穫作業は腰をかがめて横に移動しながら行います。農家の負担を軽減させるべく開発されたのが、ロボット台車「T-Ride」です。車体に付いたセンサーで地面の状況を認識しながら自動走行。収穫の際は台車の上に座るだけで収穫できます。農業を支える便利なロボットについて取材しました。
利用者:
「結構腰をかがめなきゃいけない。だんだん車輪がずれていくので、『よいしょ』と位置を元に戻す必要があります」
従来の台車は横移動の際に足を動かさなければならないため、足に負担がかかるといいます。一方、ロボット台車の「T-Ride」は自動運転なので操縦の必要はありません。ただ座っているだけで先に進むので、収穫作業に集中できます。
ロボット台車を開発したのは、AIやロボット技術を有機農業に活用しているスタートアップ企業「トクイテン」です。
トクイテン 担当者:
「有機農業は非常に労力がかかるので、人口減少している社会の中では持続可能ではありません。そこでロボット化が必要だろうと考えました」