ワクチン「12月までは予約がいっぱい」 インフル早期流行で街のクリニックも悲鳴 愛知
インフルエンザが今、異例の早期流行を見せています。街のクリニックでは、ワクチン接種の予約が12月いっぱいまで埋まっているということです。
石井アナウンサー:
「こちらでは、発熱やのどの痛みといったインフルエンザの疑いがある症状の方、インフルエンザワクチンの接種のために訪れている方が数多くいらっしゃいます。ちなみにこちらではインフルエンザワクチンの接種、今日は50人の方が訪れるということです」
愛知県大府市内にある柊みみはなのどクリニック。9月からワクチン接種の予約受付を始めましたが、すでに12月いっぱいまで枠が埋まっているといいます。
ワクチン接種に訪れた女性:
「今年は早めに(予約を)とろうと思った。気にしていたので」
接種した子どもの母親
「特に子どもは絶対に打っておこうと思った」
愛知県によりますと、10月29日までの1週間に報告された1定点機関あたりの患者数は、26.35人。前の週より10.05ポイント増えました。例年、1月頃に流行のピークを迎えるインフルエンザですが…
内藤孝司院長:
「毎日発熱した患者さんがいらっしゃる。2023年は始まりも早いし、患者数が爆発的に多いというのが現状。かなり忙しくて患者さんを待たせる機会が多くて、大変申し訳ない気持ちでいっぱい」