ママさん軍団が海で暴走! 伝統のイカダレース「はずストーンカップ」に挑む【西尾市・東幡豆町】

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爆走ママさん軍団

三河湾に面した愛知県西尾市に、「爆走ママさん軍団」がいるというウワサ。さっそく東幡豆町の港に行ってみると、港内でボートを一生懸命こぐ女性の集団を発見しました!

【動画】伝統のイカダレース「はずストーンカップ」に挑む

ボートをこぐ女性陣

彼女たちの正体は、西尾市東幡豆町で開催する手作りイカダレース「はずストーンカップ」に出場するママさんチーム「白山会レディース」のメンバーです。チームの大黒柱である64歳の大沼いづみさんをはじめ、地元で暮らす30代から60代の主婦たちが集結。男女混合で競う過酷な手作りイカダレースで唯一の女性チームとして参戦しています。

メンバー同士で子育ての相談をし合うことも

白山会レディース

白山会レディースのメンバーは「大人になってから女性がチームを組んで勝負できることは珍しい」と一致団結。上位を目指して日々練習に励みます。中でもひときわ闘志を燃やしているのがチームのエースである大嶽有香さんです。

10年前、岐阜県から東幡豆町に嫁いできた大嶽さん。その際にチームメートから声をかけられたことがきっかけで、メンバーに加わったそうです。メンバーたちの横のつながりは生活面でも支えになっていて、子育ての相談にも乗ってもらえたのだとか。

自宅のトランポリンで体力作り

大嶽有香さん

「レースになると目がキッとなってオーラが出る」とお子さんからいわれるほど、大嶽さんが真剣勝負にこだわるのは、声をかけてくれたメンバーのため。庭には体力作りのための大きなトランポリンを設置して、家事や育児の合間にトレーニングを行うほど、真剣に取り組んでいます。

さらに最年長の大沼いずみさんが、2023年を持ってイカダレースからの引退を決意。25年間イカダに乗り続けてきたいずみさんの引退を華やかな成績で飾りたいとさらに気合いが入ります。

対戦相手は全国大会で優勝した超強豪チーム

戦いを挑むのは三谷水産高校の生徒

9月に開催された2023年の大会には15チームがエントリー。ほとんどが男性ばかりのチームを相手に、表彰台を目指していざ勝負に挑みます。

短距離レースと長距離レースの合計ポイントで総合順位が決定する「はずストーンカップ」。100メートルで競われる短距離レースの初戦の相手となったのは、蒲郡市の三谷水産高等学校カッター部のメンバーによる男子高校生チームです。手こぎボートの全国大会で優勝した超強豪チームです。

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