増加傾向のアルコール依存症 愛知県内の潜在患者数は約15,000人と推計

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アルコール依存症の症状としては6つが挙げられます。

1.強い飲酒欲求
2.コントロール障害(飲酒時間や量の統制が困難)
3.離脱症状(例 飲酒しないと眠れない)
4.耐性形成(飲酒量が増える)
5.飲酒以外の楽しみが減る
6.明らかに有害な結果がおきているにも関わらず飲酒

まず、強い飲酒欲求。家族に隠れて飲酒するなど飲酒したいという強い欲求を感じる症状です。また離脱症状は、お酒の飲む量を減らしたりやめたりするとイライラしたり眠れなくなることです。これらの6項目のうち3項目以上に当てはまる場合には、アルコール依存症と診断されます。

では実際に病院で受診してアルコール依存症と診断された人はどのくらいいるのでしょうか。
全国では2013年から増加傾向にあり2020年度は11万6625人と高止まりしています。愛知県内でも同様の傾向で2020年度は4657人と、2013年の3526人から増加しています。

ただ病院で受診していない人も数多くいるため、アルコール依存症の潜在患者数は愛知県に1万5000人ほどいると推計され、実際に治療を受けているのはそのうちの約3割に留まっています。

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