中国「習近平氏がプーチン化している」自民党・佐藤正久氏、手柄を立てたい国家安全部の暴走を懸念

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習近平氏がプーチン化している

中国で「反スパイ法」が施行された2014年以降、日本人17人が拘束され、今もアステラス製薬の社員を含め5人が解放されていない。2023年7月には反スパイ法をさらに強化。翌月には公式SNSで“密告”まで呼びかけ、改革開放前の監視社会に戻ったかのようだ。今、中国で何が起きているのか?

【動画で見る】ニッポンは甘すぎる!? 恐るべきスパイの実態【激論コロシアム】

「習近平氏がどんどんプーチン化している!」

深まる独裁色を懸念

9月30日にテレビ愛知で放送された「激論!コロシアム」で、自民党・参議院議員の佐藤正久氏はが習近平氏について言及した。

佐藤氏は「習近平氏は3期目に入って、どんどんプーチン化している。習氏の意思決定が国の決定になりつつある」と、深まる独裁色を懸念。

その上で習氏に忠誠を示そうとする余り、各機関の行動に一貫性がなくなっていると指摘する。例えばアステラス製薬の社員が拘束されたケースについて「当初、中国の外交部はアステラス製薬の社員が拘束されたことを知らなかった。コロナが明けたら中国に投資してくれと日本に求めていた。なのに国家安全部は日本人を捕まえた」

ちぐはぐな事態が生じるは、習氏に認めてもらうために各機関が「手柄」を立てようと競い合うからだという。手柄重視が暴走すれば、さらなる日本人の拘束を招く恐れがある。

国家安全部の「カウンターパート」が日本にない

中国の「外交部」にあたるのは日本の外務省。だが、スパイを摘発する「国家安全部」に相当する機関は日本にない。佐藤氏は「普通の国ではカウンターパートがあり、日頃から表と裏の世界で丁々発止のやりとりをしている」と述べ、外務省しかない現状を憂いた。 

同番組に出演した中国人ジャーナリストの周来友氏は、中国にとって大事なのは「もはや経済ではない」と言う。「中国は十分豊かになったので、自力でやっていけると思っている。習近平氏がやりたいのは、改革開放前の中国に戻すことだ」と話す。

個人崇拝の時代に逆戻りする中国。向き合う日本側の体制は十分だろうか。

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