「XBB対応」コロナワクチンの秋接種スタート 「感染力が非常に強い。重症化率はそれほど高くない」
現在流行しているオミクロン株の派生型XBB.1.5に対応したワクチンの秋接種が愛知県でも始まりました。
今回の接種は、この冬に懸念される感染拡大に備え、希望する生後6か月以上のすべての人を対象にしています。こちらの名古屋栄のクリニックには、午前10時から予約した市民が接種していました。
薬局に勤務している31歳の女性「患者や周囲の人がかかってると聞くようになったので、できる対策として接種しようかと」
61歳の男性「自分もそうだが(感染して)他人に迷惑をかけたくないのもある」
厚生労働省によりますと、ワクチンの感染予防効果は2カ月から3カ月。重症予防効果は1年以上あるということで、高齢者や基礎疾患のある人は接種が推奨されています。また、インフルエンザワクチンの同時接種も可能です。
ひだまりこころクリニック 野村紀夫理事長「XBB株の特徴は感染力が非常に強い。ただ、重症化率はそれほど高くない。受験など大切なイベントを抱えている方も感染予防のためにぜひ接種をお勧めします」