コメ兵の石原卓児社長に単独インタビュー 成長続けるリユース市場で飛躍するための鍵は「Z世代」

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ブランド品リユース大手のコメ兵、石原卓児社長がテレビ愛知の単独インタビューに応じました。今後の市場拡大のポイントにあげたのは、Z世代です。

コメ兵ホールディングス兼コメ兵の石原卓児社長が先週、テレビ愛知の単独インタビューに応じました。

「古着のブームも来ているので、物を買う選択肢の中でリユースがすごく高まっている」コメ兵の石原卓児社長

リサイクル通信によりますとリユース業界の市場規模は、コロナ禍でも伸び続け、2021年は約2兆7千億円。2025年には、3兆5千億円に拡大を続けると見込んでいます。

成長を続ける市場で今、注目されているのが、Z世代・若い世代への浸透です。

「ファッションでブランド品を取り入れるという若い方が増えている。日本国内だけでなく、海外のZ世代、Y世代と言われる方たちにも広まっている」コメ兵の石原卓児社長

40代から50代がメインターゲットのコメ兵が目をつけたのが、若者に人気のリユース商品でした。2022年3月には、東京・銀座に初のリユースのスニーカー専門店をオープンさせました。

「(若い人が)欲しいものに合わせて、我々が編集することで、ポップアップをすることで興味のある方がリユースに触れる機会が作れると思っているので」コメ兵の石原卓児社長

若者へのリユースに触れる機会を増やす努力は、普段の店づくりにも。19日、大須の名古屋本店きもの館を訪れてみると、入口には、女性用の浴衣が並べられていました。

「日本の若い方もそうだが、海外の(若い)方も合わせて浴衣の問い合わせが増えている」コメ兵名古屋本店長の長野哲也さん

コメ兵は去年より浴衣の売り場面積をおよそ3倍に拡大するなど若者をターゲットにした企画を打ち出していました。さらに若者向けの新たな仕掛けを考えているのか石原社長に直撃してみると。

「考えていることはありますけど、言えないことが多くてですね。大須も若い方がたくさん集まる街になっていますし、いろんな国籍の方が集まる楽しい街でもある。大須の街の売り場の中でもそうしたポップアップをやれるといいなと思いますし、やっていきたいと考えています」コメ兵の石原卓児社長

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