新生児を守る新技術 患者の心臓そっくりの模型を3Dプリンターで再現 手術の事前練習に使用
この真空注型という特殊な製造法を実現できた背景には、同社の前身となった事業があります。
クロスメディカル 石田取締役:
「当社は元々、工業製品の外装パーツであったり、内部の部品であったり、そういったものを短納期で納める、いわゆる試作品のメーカーです」
クロスメディカルは、家電や自動車の部品を試作するクロスエフェクトから分離した会社。高い精度で再現し、早く作るのが売りで、その技術が心臓模型に生きたのです。
【今後の展望】公的保険適用で広がる活用!医療現場から世界展開へ
日本経済新聞社 京都支社 大倉悠美記者:
「工業製品を手掛けてきた企業ですが、その高い加工技術や精密なモノづくりが医療分野でも評価された点が興味深いと感じました。日本の高いモノづくりの技術が他の分野と協業を重ねることで、さらなる産業の発展につながることが期待できます」
心臓模型の評価が他の臓器モデルなどの販売拡大にもつながり、会社の売上は着実に増えています。
クロスメディカル 石田取締役:
「赤ちゃんを救えるというところがまずベースではあったのですが、営業活動を進める中で、医療現場には多くのニーズが存在していることを実感しました。国内での周知活動を広げたあとは、海外市場へもこの製品やサービスを積極的に展開していきたいと考えています」

















