【元ゴールドマン・サックス】実業家・松井雅章氏が明かす仕事と投資の本質

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あしたのマネー

名古屋証券取引所とテレビ愛知が共同で運営するYouTubeチャンネル「あしたのマネー」。今回は、世界的な金融機関であるゴールドマン・サックス証券などを経て、現在は「金融経済アカデミー」の共同代表を務める実業家の松井雅章さんをゲストに迎えました。

外資系証券会社の内定を蹴ってP&Gから始まった経歴や、金融とメーカーで大きく異なる「仕事の時間軸」、そして「ゴールドマン・サックスは他社よりも1ドルを楽に稼げる」という言葉の真意について、お話をうかがいました。

※視聴はこちら【元ゴールドマン・サックス】「他社より1ドル稼ぐのが楽」そのカラクリと、ゴールドマンサックス出身の実業家が語るキャリア・投資のリアル【あしたのマネー#54】

外資系トレーダーの内定を蹴ってP&Gへ 哲学的に考えた学生時代

松井雅章さん

松井さんは慶應義塾大学を卒業後、最初に入社した会社は日用品メーカーのP&G(プロクター・アンド・ギャンブル)でした。そこでマーケティングやブランドマネージャーの仕事を担当していました。

しかし、大学生の就職活動のときには、すでに外資系証券会社からトレーダーとして内定をもらっており、実際にディーリングルームでアルバイトもしていたといいます。
金融業界への就職が決まりかけていた松井さんですが、当時読んだビジネス書『ビジョナリー・カンパニー』の中に登場するP&Gの企業文化に興味を持ち、実際に採用試験を受けてみたそうです。そこで「すごくステキな方が多い」と感じたことで、進路について深く悩むことになります。
「いろいろ考えた時に、給料やお金、ステータスで仕事を決めるのは違うんじゃないかと思ったんです。当時は学生でピュアだったので『仕事のやりがいや内容で決めるべきだ』と考え、それらも一度すべて捨てて『この仕事の本質は何だろう』と哲学的に突き詰めました」

当時、学生だった松井さんは「証券業は買い手と売り手の間で手数料を取るだけの仕事のように思え、社会に対してどんな価値を生み出しているのか理解できなかった」と振り返ります。一方で、P&Gのようなメーカーの仕事は、洗剤など目に見える商品を消費者に届け、良いものを広めることで社会に価値を与えていると感じ、最終的にP&Gへの入社を決めたそうです。

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